面接のポイントと注意点

挨拶と入室


面接の際に最も大切なことは、挨拶です。 企業は、あなたが何を答えるかよりもむしろ、人柄を見ていると言っても過言ではありません。 第一印象はその後の面接の内容をも左右するとても大切なものであり、その第一印象を作るものが最初の「挨拶」なのです。 挨拶の印象を良くするには、まず入室前に身だしなみをチェック。そして表情は、頬を持ち上げる感覚で自然な笑顔を意識して、目はパッチリ開くこと。入室の際はノックし、「失礼します」と声を掛けてから入室し、開けた扉は必ず閉めて「宜しくお願いします!」と挨拶。ちなみに、先に挨拶などの言葉を発してその後に礼をする「語先後礼」が基本です。礼をする際は、気を付けの姿勢をビシッと決めて、背筋を伸ばしたまま腰から斜め45度まで曲げるときれいに見えます。

語先後礼

椅子に座る時


椅子の横に立ち、面接官が「おかけください」と言ったら「失礼します」と一言添えて着席しましょう。バッグは足元に立てて置きます。立ったまま挨拶をするケースもありますので、面接官が促すまで着席はしません。背筋は伸ばしたまま、背もたれには寄りかからない方がパリッとして見えます。男性は拳を軽く握って膝の上に置きます。女性は右手の上に左手を添えて腿の上に置くときれいです。

着席

話す時


基本的には面接官の目を見ながら受け答えをします。ずっと目を見られていると相手は圧迫感を感じますし、逆に目を見ないと信頼性が薄れますので、バランスが肝心、目安は5秒程度です。話す時は、滑舌良くハキハキと話しましょう。ポイントは口をしっかり開けて動かすことです。そして、あまりオーバーでなくてもよいですが、多少の身振り手振りがあった方が自然です。

退室・退席する時


立ち上がって「ありがとうございました!」(語先後礼)と伝え退室します。自分の面接のために時間を割いてくれた企業に感謝の気持ちを持ちつつ立ち去り、これで面接は終了です。

→次回は「選考結果が不採用だった…」



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